
(1)建学の精神
終始一誠
人は社会に生きる。その社会で最も大切なのは誠意である。
誰もが互いを尊敬しあい、誠意をもって接するという心を涵養する。
礼容高雅
服装や態度が立派で人に好感を与えるような高雅な品性の育成に努める。
(2)教育目標
①本校は「終始一誠」の精神を養い、豊かな人間性を培う。
②本校は「礼容高雅」の態度を育成し、端正にして、品格ある人物を育成する。
③本校は、学理の研究と独創の工夫に努め、実際に応用の道を講ずる。
④本校は、時世の進運に遅れず、進んで広く世界に活動すべき資質を育成する。
磐城緑蔭中学校・高等学校の目指す教育 山﨑 学 |
学校法人山﨑学園 理事長 磐城緑蔭中学校・高等学校 校長 |
本校は、磐城緑蔭中学校と磐城緑蔭高等学校の併設による学校です。 併設型中高一貫校の特色は、中学校から入学するだけででなく、本校のシステムを高校3年間に凝縮した教育も受けることが可能なのです。 本学園は、建学の精神である「終始一誠・礼容高雅」のもと、豊かな人間性を培い、品格のある人物を育成するとともに、学理の研究と独創の工夫に務め、実際に応用の道を講じて、時世の進運に遅れずに進んで広く世界に活動すべき資質を育成することを教育の目標としております。 そして、本中学、高等学校では、「学習の成果」ということに主眼を置き、その目標を達成するための直近の目標である大学入試という壁を乗り越えるための具体的な手段と方法を講じようとするものであります。
このいわき市に、首都圏のような私立の中高一貫校を開設することで、少しでも昨今話題となることの多い教育格差を埋めることができればと願っております。しかし、形だけをまねても、小学校3年生の2月ごろから一生懸命勉強している都会の小学生との差はそう簡単には埋まりません。地方の小学生と都会の中学受験をくぐり抜けた小学生とでは、中学入学時で備わっている知識量等が圧倒的に違っています。 そのため本校では、その差を少しでも埋めるために、1学期中は、国語と数学(算数)において、都会の中学入試レベルに追いつくための学習を行います。その後、中学の内容に移行していきます。これは、授業時間を十分に確保し、課外・補習の時間も加えると学習に当てている時間が公立の中学校に比べ圧倒的に多いため可能なのです。 このように本校では、都会型の中高一貫校といえども地域の実情を考慮し、その実情にあうようアレンジした形での中高一貫教育を行っております。
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