ヤキモチ

クリスマスを機にできた彼氏彼女についての相談をよくうける今日この頃。

陰の気で満ちた私なんかよりもっとイケイケな高校生に相談した方が参考になるんじゃないかな〜と思う。

そんな青春謳歌の彼ら達が口々に私に言ってくる。



👧彼氏が他の女の子とLINEしてたの!

 ほんとムカつく何なのあの女!!

 てかヤキモチの1つも焼いてくれないし!!!

👦彼女さ、ほんと俺のLINE塩対応なんだけど。

 そのくせ部活の先輩とはよくご飯行くらしいし、女ってなんなの?



嫉妬全開のそんな相談されてもただただ頷くことしか出来ない💦

そういえば私、嫉妬したことが無い。そもそもする意味が分からない。

なんてことを言うと本気で人を好きになったことがないんだね、と返しをくらう。

んじゃそもそもうちに相談すんな!でもよくよく考えたら、だ。

携帯を勝手に見られ異性のLINE友達を勝手に消され、それに増して俺(私)以外の男(女)とつるみ過ぎ!!!

なんて言われて何が嬉しいのやら。



はっきりいって迷惑行為では?

それでもこんなに私(俺)のこと愛してくれてるんだね、なんてよく言えたもんだ。

恋は盲目とはこのことなのかもしれない。



嫉妬という感情の裏を返してみると、みんな自信が無いようだった。

自分より可愛かった彼氏の元カノ、自分よりかっこよかった彼女の元カレ。

自分はこの人にお似合いだろうか。なんて論点に最後はみんな行きつく。

自分が今愛してる人の過去を覗くのは勝手かもしれないが

自分のものさしでその過去をおしはかるのは少し違うのかなと思う。

過去に出会ったり関わった人達との思い出や

様々な経験が素となって自分が愛している人が存在している。

そう思ったら過去や現時点で関わっている人、

その人が大事に思う人を同じように大事に思う気持ちがあって当然なのでは。



と、青春のせの字もない私はあれこれ思うのであった。

こんなことを言うのもあれだが、どんな形であれ始まりには終わりが付きまとう。

だからこそ、その人と過ごせる一瞬一秒全て自分で埋め尽くしたいと思う瞬間だってあるのかもしれない。

そのひとつに嫉妬、という表現の形があるのだな〜と。

なるほど、なるほど彼氏彼女ってそういうものなのか〜

今日も私は私が知る限りのカップルの末永い幸せを祈ってる!



……妬く前に餅でも焼いてほっとしよう。

落ち着こう、カップル達よ。



やきもちだけに!(極寒)



ではまた来週〜*˙︶˙*)ノ”



高校1年 R・I