新入生オリエンテーション合宿2日目
午前は、いわき地区と首都圏の学生の比較を通じて、どのくらい学習すべきか、中高生の間に何をすべきか、などを学んでいきます。本校入学生の主目的は大学進学ですので、生徒たちの表情は真剣そのものです。その後は国数英の学習方法を学びます。
午後は「探究基礎講座」と称して、思考法やアイディアの創出方法、話し合いの仕方や進め方、発表の仕方を体系的に学びます。やり方を学んだら、次は実践あるのみです。最終プログラムは各班によるプレゼン大会です。テーマは「学生時代の最高の過ごし方」となります。初日にも班で発表の機会がありましたが、全ての班が見事に失敗。リベンジをかけて皆準備にも熱が入ります。2日間で習った知識やスキルを駆使してプレゼンに使えそうなアイディアをひねり出します。班によっては発表の仕方を工夫し、寸劇や歌を取り入れようとする班も現れました。出会ってまだ3日目の集団とは思えないまとまりぶりです。いいですね。プレゼンテーション大会では、どの班も初日の発表とは見違えるほどに上達しています。完成度を高めるために、もう少し時間が欲しいという声も生徒から上がりましたが、期限内に仕上げることも学びの一つです。制約のある環境の中でも生徒たちは堂々とプレゼンを行うことができました。
今回の活動を通じて学んだことは、今年度カリキュラムに組み込まれた「探究学習」で生かされることになります。本校では今後の社会の変化にも対応できる能力を育成するため、年間を通じて新しい学びを取り入れていきます。