昨年から継続しているスピーチは、休校期間中もSkypeでクラス全員をつなげて継続。スピーチテーマはどうしてもコロナ関連に偏ってしまいますが、先週は「コロナに感染した場合の公表のあり方」、「動物園の意義とコロナ禍中の動物園の現状」、「対コロナ新薬の開発」、新薬の開発から枝分かれして「子宮頸がんワクチンについて」でした。
感染者が出た場合、健康や安全、人間の活動とのバランスはどうあるべきか、治療薬とワクチンはどちらが先に開発されるものなのか、ワクチンの疫学的有用性と副作用をどう見るのか、いろいろと考えさせられる意見、質問が飛び交いました。もちろん、私たちは十分な専門的知識を持ち合わせていませんが、事象を知ること、考え抜くことを第一の目的として活動をしています。
生徒達は学校の課題を孤独に黙々とこなすだけでは参ってしまいます。教員や生徒相互に話し合ったり、教科学習以外の刺激や雑談も必要です。対面でのコミュニケーションにはまだ敵いませんが、みんなでワイワイ楽しく話すこと、真剣に議論することも、オンラインでできる時代になったのだなぁと改めて感じます。
コロナ禍を契機に社会も変わると同時に、学校の役割や教員の仕事内容も今後、大きく変化していきそうですね。変化に順応できるか、我々は試されているのかもしれません。